6ZG-08
MHC技術を用いた非侵襲血糖測定器の開発
○竹内 僚,長尾和彦(弓削商船高専)
世界の死亡原因TOP10に糖尿病がある。糖尿病患者の治療では、健常者と同程度の状態を保つことや、合併症の発生、悪化を防ぐことを目的とした血糖値管理が中心となる。現在、血糖自己測定器が市販されているが、採血を行うため、痛みや感染症などの問題がある。しかし、この問題を解決できる測定器は現在実用化されていない。そこで我々は、Metabolic Heat Conformation(MHC)技術を用いた簡易的な非侵襲血糖測定器の開発及び精度調査を行った。本論文では、性別、年齢、身長、体重を考慮した血糖値の予測手法の提案と精度比較について報告する。

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