6ZE-06
学習履歴を用いた資格取得支援システムの出題ルーチンの改善と検討
○徳永 遼,鈴木孝幸,納富一宏(神奈川工科大)
資格を取得するにあたって,出題内容に関する知識や苦手分野の把握,克服は必要不可欠である.しかし,学習者自らが苦手分野の把握を行うには時間と手間がかかる.また,e-learningシステムは計画的に自習を行う必要性があり,学習者の学習意欲を保ち続けることができなければ,継続してシステムを利用し続けてもらうことは困難であると考えられる.そこで,本稿では本学の情報学部生を対象に,既存の基本情報処理技術者試験対策用の問題出題方式を変更することで,自動的に苦手分野の出題を増やし,学習者の負担を減らすことにより,効率よく意欲を保ちながら学習ができるような出題ルーチンの改善点について考察する.

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