6ZD-04
キャンパス案内アプリを用いたARキャラクタエージェントの評価
○桑原大和(早大),蔡 弘亞(オーセンステクノロジー),家入祐也(早大),王 友好(オーセンステクノロジー),菱山玲子(早大)
近年,AR(拡張現実)を用いた歩行者ナビゲーションとして,分かりやすいルート案内を実現するための研究が行われている.しかし,その多くは進行方向や標識をARで示すだけにとどまり,人から見た親和性に課題がある.そこで本研究では,人が親しみを感じやすいARキャラクタエージェントを用いたルート案内の効果を明らかにする.実験では,大学内でARキャラクタを用いたスマート端末による誘導アプリケーション実験を行った.実験の結果,ARキャラクタエージェントによるルート案内に不安を感じる状況や,進行方向を失いやすい状況が特定された.今後の課題として,人からみて,より親和性が高く,正確な方向提示の方策を示す.

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