6ZA-06
平均取引時間分布の相関を用いたBitcoinユーザのタイムゾーンの推定
○井垣秀星，永田幸大，菊池浩明（明大）
近年, 匿名性の高い暗号通貨Bitcoinが注目されている. しかし, そのプライバシー保護は十分ではなく，Bitcoinアドレスや取引データなどの統計情報に基づき分析することで, アドレスを管理するユーザのタイムゾーン属性を推定することが可能であると考えられる. そこで, 本研究では, アドレスに関する取引データをBitcoinのブロックチェーンから取得し取引データセットを作成して, 平均取引時間分布を作成し, 各アドレスとの相関係数を利用してユーザのタイムゾーンの推定を行う.
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