6X-04
UAVを用いた屋外無線センサの位置推定の高精度化に関する基礎的検討
○加藤美奈,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
無線ネットワーク機能を有するセンサを用いて情報収集を行う,無線センサネットワーク(WSN)技術が,環境・災害モニタリングや人物追跡など様々な用途で用いられている.これらの多くは,センサの正確な位置情報を必要とする.しかし,特に森林・大規模農場や被災地・危険区域でのモニタリングシステムにおいては,センサを上空から無作為に散布するため,位置情報を事前に把握することが難しい.そこで本研究では,屋外における散布型無線センサの位置推定の高精度化を目指す.具体的には,無人飛行機(UAV)を用いて上空からセンサの受信信号強度(RSSI)を観測し,遮蔽物等による影響を考慮してセンサの位置情報を高精度に推定する手法を提案する.

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