情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

近年，ネットワーク上で家電が操作可能なネットワーク操作家電の市場が増加しており，とりわけ日本ではECHONET Liteが標準規格として認定されている．また，学習型リモコンの登場により赤外線で操作する家電を一括操作することが可能になっている．これらは家電操作の利便性を向上させることが期待できるが，家電毎に個々のアプリケーションを用いることから操作方法が異なる点や，ネットワーク操作家電と赤外線操作家電の連携ができないといった点がある．本稿ではSNS上で家電操作を可能とすることで操作アプリケーションを統一し，また，SNS上のボットとして動作するサーバがネットワーク操作家電の状態を取得することで赤外線動作家電と連携可能な家電操作インタフェースを提案する．