情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

音楽制作における歌声を制作する過程全て(録音,聴き直し,ミスの修正,コンピング,等々)をVocalProductionと呼ぶ。その中で、録音という過程は何度も行う必要があり、ミスを探す等の為に聴き直さなければならない音源が多いということがある。その際に、何度も似たような音源を聴くことによって耳が慣れてしまい、どの音源が上手いのかという判断が難しくなってしまう。そこで歌声音源支援システムを提案する。このシステムによってミスの検出及び提示をすることにより、ユーザが録音した音源を聴き直す回数を減らす事が期待できる。またコンピングをする際に、それぞれの音源を聴き直す回数を減らす事により、耳の慣れの防止が期待できる。