6R-04
自動運転ソフトウェアを活用した周辺車両の半隠消表示 -物体検出モジュールによる半隠消候補領域の抽出-
○有富友紀,竹村岩朗,池田 聖,木村朝子,柴田史久(立命館大)
本研究では,従来開発した車両による死角領域を半透明に可視化(半隠消表示)するシステムに対し,自動運転ソフトウェアAutoware内の物体検出モジュールを活用して半隠消表示する周辺車両領域の候補を抽出する手法を提案する.本システムでは,自動運転車の普及を前提に車両搭載のセンサで取得したデータを用いて半隠消像を生成する.深層学習による物体検出モジュールを用いて画像内の車両領域を自動抽出し,その死角領域を観測する他車両のデータを用いて描画する.実験では,1台の車両で自他両車両からのデータに相当するものを取得し,提案システムを適用したところ周辺車両の領域を抽出し,死角領域を可視化できることを確認した.

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