6L-09
ソフトウェア自動チューニングにおける複数性能パラメータを同時推定する手法の効率化
○多部田敏樹,田中輝雄,藤井昭宏,関 直人,范 谷瑛(工学院大)
ソフトウェア自動チューニング(AT)では,性能パラメータの最適な組み合わせを探索する手法について様々な研究が行われている.我々は複数性能パラメータを同時推定する手法として,1次元のスプライン系近似関するd-Splineを利用した性能パラメータ空間での反復一次元探索を提案している.この手法ではパラメータ空間が大きいほどメモリが多く使用されること,初期点によって探索の結果が変化することが課題となっている.本研究ではこの探索手法の効率化を目的とし,アルゴリズムの改良によるメモリ使用量の30%程度削減と、探索回数を削減する初期点の取り方について提案する.

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