6H-06
電子キーに搭載した加速度センサを用いた機械学習による人物の特定モーション検出
○大竹 稔,名和佑記,河村大輔,岩下明暁(東海理化電機製作所),山田啓一(名城大)
近年、自動車には、電子キーのスイッチ操作やドアノブへのタッチ操作等をトリガーとした車両制御システム(ドア・トランクの解錠/施錠等)が導入されている。
 我々は、ユーザの携帯する電子キーに加速度センサを搭載し、SVMを用いたユーザの特定モーション検出をトリガーとする車両制御システムを開発した。電子キーに組み込むマイコンには、計算能力やメモリ量により、使用可能な特徴量の種類や数に制約があるため、学習時には特徴選択が必要になる。しかし、SVM単体での特徴選択は、計算コストが大きい問題がある。
 本稿では、学習時の計算コストを考慮した特定モーション検出のための学習フローと、その検出性能について報告する。

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