6B-03
整合的なデジタル曲線族の構築法
○菊地賢也,全 眞嬉,徳山 豪(東北大)
デジタル空間ではパターンが点の集合によって表され,このように幾何学的物体をデジタル空間に表すことはコンピュータグラフィックスや計算幾何学などの分野において基本的な問題である.ここで,デジタル化されたパターン同士が交差する状態はユークリッド幾何学での状態と同様になることが望ましい.先行研究より,原点を端点とする半直線の族はデジタル空間上で葉を持たないグリッドの全域木を形成し,デジタル化された各半直線と元のユークリッド空間上の半直線の距離はΘ(log<l>n<l>)であることが示された.本研究はこの理論を一般化し,原点を通る曲線族へと拡張する.

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