6A-06
クラウド環境でのアイドルVM識別のための機械学習適用事例
○住田宏己,吉本安男(富士通)
我々は仮想化されたプライベートクラウド環境の運用現場において仮想マシンの稼働状態を識別して資源の無駄遣いを削減する運用方法を開発し実践してきた。特にメモリ資源の有効活用を阻害するアイドルVMを識別することで資源を有効に活用できることが判っている。ただしアイドルVMを識別するためには熟練者の技術が必要であり、そのことがアイドルVM識別技術を多くの環境に適用拡大する際の足かせとなっていた。本稿では機械学習の手法を適用することで熟練者不在の環境でもアイドルVMを適切に識別し資源を有効に活用できることを実環境での運用事例として報告する。

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