情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

OSに障害が発生した際、そのメモリダンプを解析し、呼び出された関数やその引数を知ることが原因解明の手掛かりとなる。しかし、レジスタ渡しの関数引数は、メモリダンプのスタックを参照して知ることができない。そのため、人手によって関数呼出時のレジスタを復元する必要があり、手間がかかるため、メモリダンプからレジスタ渡しの関数引数を機械的に解析する機能が求められている。本発表では、障害解析容易化のための関数引数解析機能について検討した結果を報告する。