5ZJ-04
坂道のマイナス要素を緩和するシステム
○近藤優月,高山 毅(尾道市立大)
 近年、坂道を活用した観光コンテンツに注目が高まっている。坂道は疲労の懸念から、観光を中止させてしまう危険性を持つが、その回避策は充分とは言えない。本稿では、坂道のマイナス要素を緩和するシステムを提案・開発する。具体的には、以下の4機能を提案する:①坂を上り終えた後/上る途中に存在する絶景・良好スポット等の明示、②高低差の明示によるダイエット効果示唆、③ポイント・クーポン機能、④坂道に登場させるお助けキャラとのコミュニケーション機能である。これら4機能により、観光者に坂道を歩くことで得られるメリットを提供し、坂道歩きの新たな魅力を創発することを企図する。提案手法の有効性は、評価実験を通じて示される。

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