5ZJ-02
日本版DMOの活性化を支援するシステム
○渡邉 蒼,高山 毅(尾道市立大)
近年、公的機関による公平な観光振興の限界を越える新たな観光地経営のかじ取り役として、DMO(Destination Management Organization)への期待が高まっている。しかし、日本でのDMOへの移行は、適切かつ充分に進んでいるとは言えない。本稿では、以下の4機能をもつ「日本版DMOの活性化を支援するシステム」を提案する。即ち、i)「行政/DMO」ホームページのDMOへの適切な移行に関する「評価/アドバイス」機能、ii)観光スポット情報の戦略的かつ傾斜的な提供機能、iii)「新規スポットの開発 / 既存スポットの改良」を目指す事業者の、DMOへのコンサルティング機能、そして、iv)観光者がDMO区分から観光情報を得る機能である。本稿ではその有効性も、評価実験を通じて示す。

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