5ZG-07
IoT環境センサを利用した街の微気象の推定手法に関する一検討
○林 賢志(東北大),高橋大夢(仙台高専),阿部 亨(東北大),千葉慎二(仙台高専),菅沼拓夫(東北大)
IoT技術によるエリアマネジメントの高度化の一例として,街中に設置したIoT環境センサのデータを用い地表付近のごく狭い範囲の気象(微気象)をリアルタイムで把握することが期待されている.しかし,一般に,IoT環境センサは固定的に設置され,その地点のデータしか収集できないため,街中の任意の箇所の微気象を詳細に把握することは困難である.そこで本研究では,固定型環境センサに加え,小型のモバイル型環境センサを導入することで,街中の微気象を高精度・広範囲で推定する手法を提案する.具体的には,上記の2種類のセンサデータを効果的に統合し,センサの存在しない場所を含めた街全体の微気象の推定を行う手法を検討する.

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