5ZG-06
低消費電力かつ広範囲で観測可能なLPWAを用いたモバイル型環境センサの設計
○高橋大夢(仙台高専),林 賢志,菅沼拓夫(東北大),千葉慎二(仙台高専)
IoT技術の発達により、スマートシティやエリアマネジメントの高度化への期待が高まっている。これらを行う上で環境センサにより得られるデータは必要不可欠であり、特に地表面から約1.5m付近の状態によって著しい影響を受ける微気象は、熱中症対策やDRイベントの予測など幅広い分野での利用が期待される。しかし、既存のシステムでは環境センサを固定して運用している場合が多く,特定地点の観測しか行えない点、また移動可能なモバイル型センサにおいても通信手段としてZigBeeや4G、Wi-Fi等を介してデータを収集している為、消費電力と通信範囲の点で問題がある。そこで本研究では、LPWAの一種であるLoRaWANを通信手段に用いた、低消費電力かつ広域で観測可能なモバイル型環境センサを提案する。

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