5ZG-03
複数計測機器による3次元データを用いた道路維持管理システムの検討
○西皐太郎,何 啓源,窪田 諭(関西大)
 道路維持管理では2次元データの管理が主流であったが,それでは法面の管理に十分とは言えず,点検者にとっても2次元のみの情報だけで理解することは難しい.その結果,作業の手戻りや工期の延長という問題が発生する可能性がある.効率的な維持管理を行うためには,視覚的表現に優れ,情報共有が容易な3次元データの利用が有効である.
 本研究では,地上設置型レーザスキャナとカメラ搭載UAV(Unmanned Aerial Vehicle)から得られる3次元データに加えて,小型で携帯可能なレーザスキャナから得られたデータにSLAM技術を用いた3次元データの構築を試行する.そして,構築するデータの特性を考慮した道路維持管理システムを考察する.

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