5ZD-02
視線計測装置を用いた眼球運動トレーニングシステムの提案
○喜多亮介,山本倫也(関西学院大),北出勝也(服部メガネ)
視機能として,視力だけではなく,眼球運動も重要とされるが,一般には,眼球運動の検査は行われていない.しかし,この機能を伸ばすことで発達障害や学習障害の改善につながると報告されている.一方,眼球運動を鍛えるトレーニングの現状として,日本では専門家が少なく,普及していないことやトレーニング効果が分かりにくいという問題を抱えている.そこで本研究では,視線計測装置を用いて眼球運動特性を計測し,眼球運動を指標化するシステムを提案する. また,システムの実現のために,眼球運動特性と視線計測装置の計測誤差を分離する必要がため,計測誤差を取り除く手法を開発し,運動特性の計測を試みている.

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