5ZC-08
注目点を用いた自走型テレプレゼンスロボットの自動旋回制御機能
○大森紘矢,橋本浩二(岩手県大)
近年、遠隔地における作業を行う技術としてテレプレゼンスロボットが注目されている。全天球カメラを使用したテレプレゼンスロボットも研究されている。しかしロボットの進行方向と利用者の見ている方向が異なる場合の円滑な遠隔操作の実現は困難である。そこで本研究ではHMD(Head Mounted Display)を用いることで、ユーザの動作の変化点を見極め、適切なタイミングを計ることによって、遠隔地にあるロボットに対し利用者が見ている方向へ追従旋回させるシステムを提案する。本稿では全天球カメラとHMDを連携させ、追従旋回を備えたテレプレゼンスロボットの機能、追従旋回操作を円滑に進めるための状態遷移について述べる。

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