5ZB-05
ソフトウェア開発PBL授業における進捗管理手法の提案 -支援モデルについて-
○山本美幸,福岡宏一(創価大),清原良三(神奈川工科大),寺島美昭(創価大)
近年,分散した拠点間が連携して行うソフトウェア開発が一般になっている.本研究では,分散開発を想定したProject Based learning型の授業を対象とし,開発チームにおける進捗の管理負担を軽減することで,開発の遅延を解決する進捗管理手法を提案する.授業で学生は,分散開発を意識するために,非同期型の情報共有をベースに進捗報告や問題に関する話し合い等を行い,開発を進める.提案手法では,他メンバの影響を考慮した個人の開発進捗を,深刻度として定義し管理するとともに,深刻度に応じて遅延原因の解決支援を行う.手法によりプロジェクトの状況を定量的に判断し,Teaching Assistant(TA)の開発進捗を監視する役割を自動化する.

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