5ZB-02
議論特徴量から最適な終了時間を調整する議論支援システムの提案
○石川誠彬,岡澤大志,江木啓訓(電通大)
本研究は,グループディスカッションを題材とし,ディスカッションに対するグループ参加者の主観評価の一つ,満足度合いを高めることを目的としている.議題と議論時間を事前に設定して行ったディスカッションの結果,ディスカッションの時間経過に合わせ,グループ参加者の発話意欲が低下する傾向を観察した.また,議論時間と満足度合いに対する参加者の主観評価と,グループ参加者から得た収音データの三者間で有意な結果を得た.この分析結果から,グループにおけるディスカッションの状況に合わせ,議論時間を調整することで,参加者の満足度合いを高めるシステムを提案する.議論時間がグループ参加者に与える影響を検証する.

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