5Y-07
ビッグデータを活用した車両行動推定方式
○染谷一輝(神奈川工科大),齋藤正史(金沢工大),清原良三(神奈川工科大)
都市部における交通渋滞は深刻化の一途をたどっている.地下の有効利用などで道路を増やし,増える交通量をさばけるだけの容量を確保するといった対応を取れる都市もある.また,交通渋滞に対しては,発達した公共交通機関を利用することにより,通勤通学時に渋滞を避けることも可能な都市も多い.しかし,地方中核都市では,公共交通サービスが貧弱であり,鉄道があっても列車の本数が少ないなどを理由に自動車を利用する人が多い.結果として交通渋滞が発生しており問題は深刻化している.本稿では,道路交通センサスとモバイル空間統計の計測方式をシミュレーションに実装することで車両行動推定方式を求めた.

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