5X-02
IoTセンサによる街路樹データの取得と分析
○松永誠也,菱山玲子,吉野 碧(早大)
街路樹・花木低木の管理は,地域や自治体にとって手間のかかる課題である.必要な剪定管理を行わなければ樹形が損なわれ,電線等との競合が生じ反射板や信号機が隠れ,景観の遮蔽や地域の安全に影響を及ぼす一方,過剰な管理で無駄なコストが生じることもある.これらの課題を解決するため,本研究では,IoTを利用し街路樹データの取得・解析による樹木管理手法の確立を目指す.研究では,街路樹の繁茂状態をセンシングするためのデバイスを試作した.センシングデータはゲートウェイを介してクラウド環境で解析を行うことができる.これにより,広範囲のデータを効率よく取得でき,街路樹の状態把握が可能となることがわかった.

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