5W-03
データ送信量解析を用いたアドホックネットワーク動作推定方式の評価
○福岡宏一,山本美幸(創価大),齋藤正史,横谷哲也(金沢工大),寺島美昭(創価大)
自動車の自動制御運転(自動運転)では,自動運転のための情報の交換を車車間や路車間で直接通信を行う無線アドホック通信を用いることが想定されている.その際,ネットワークの保全のネットワーク監視は必要不可欠となる.これまでは,送信電波から抽出したデータの送信サイズを解析することによって,ネットワークの基本的な動作推定方式を提案した.
本方式は,送信電波のみを用いるため,無線の不安定性や帯域の細さに適した方式となる.また,ネットワークのプロトコルや各種設定に依存しないブラックボックスなネットワーク監視が可能であり,概要レベルではあるが動作を推定できる.本発表では,様々なトポロジーに適用することによって,十分な精度を確保できないケースを明らかにし,推定方式の改良を報告する.

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