5Q-02
表現パターンベースの翻訳システムにおける未知語処理
○石田雅子,西 雅大,田辺利文,乙武北斗,吉村賢治(福岡大)
Webカタログの商品説明等を翻訳する場合、商品名など多くの固有名詞が原因で誤った解析が行われ、期待する結果が出力されない場合が多い。本研究では、形態素解析や構文解析を行わない表現パターンベースの翻訳支援システムにおいて、ユーザが逐次的に未知語や新しい表現パターンを追加して翻訳の質を高めることを目的としている。言語学の知識を持たない一般のユーザがこの機能を利用するには、できるだけ正確な未知語情報の検出が必要になる。本稿では、既存の表現パターンを利用した未知語検出の手法について報告する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会