5N-02
USDM形式要求仕様記述パターンの提案とその評価
○山本稔郎,中島 毅(芝浦工大)
流用開発現場において、ユーザの視点からの変更要求とソフトウェア仕様の結びつけが弱い点が遅延の大きな原因としてあげられている。そこで、顧客要求とハードウェア・ソフトウェア要求を結びつけるためのコミュニケーション媒体としての役割を持つUSDMを活用する取り組みがある。USDM変更要求仕様書を導入することにより、共通認識の媒体により漏れや重複を防ぐことができる。しかし、USDMは様式は定めてくれるものの、記述ルールの定義はないため、記述内容によって、曖昧さや抜け、誤り、矛盾などの問題を引きおこす可能性がある。本研究では、USDM形式の記述内容の品質を向上するための、仕様記述パターンの提案と編集支援機能適用への評価を行う。

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