5M-04
Liquid: 非同期処理の暗黙的同期を行う型付きプログラミング言語
○諏訪重貴,福田浩章,篠埜 功(芝浦工大)
ウェブアプリケーションのようなソフトウェア開発において,
ネットワーク等の入出力処理を非同期処理として実装することは必要不可欠である.
命令型プログラミングにおいて非同期処理を実装するときは,
平行性や同期を制御するために,特別な処理の追加,キーワードの適用,関数呼び出し等を明示的に加える必要がある.
これは,非同期処理を含んだプログラムがそうでないプログラムと比べて複雑であると言える.
このような記述なしに非同期処理の実装を可能にすることで,
プログラムの保守性・可読性を向上させ致命的なバグの発生を抑制できると考えられる.
本研究では,これを実現するLiquidという計算体型を提案し,実装について述べる.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会