5J-03
看護学科におけるプログラミング教育を導入する試み-マタニティ支援アプリ開発を起点にした看護学生への情報教育
○皆月昭則,西川 奏(釧路公大)
本研究では、看護学科における情報科学教育にプログラミングを導入した。導入前においては、なぜ、医療者にプログラミングが必要なのかという疑問・抵抗が多く寄せられた。看護学科における情報科学教育では、長年にわたり、表計算ソフトウェアなどを中心とした教育と実習を実践してきており、大転換であった。他の教員や学生への動機付けから講義導入では、マタニティ支援アプリの紹介から、将来の医療者としての資質を考えさせて、各種のヘルスケアアプリなどの開発を目標にした。報告では、共著者の西川氏が開発したマタニティ支援アプリの概要と全15回(講義内容)+2回(成果発表)の講義の様子を概観し、プログラミング教育への抵抗感から肯定の移行など学生の感想を述べる。アプリ開発用のソフトウェアはアシアル社のMonaca IDEで、講演内で紹介する。

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