5H-06
ドローン空撮画像から植生・非植生を識別する手法
○尾崎敬二(国際基督教大)
近年のドローン搭載カメラによる膨大な量の空撮画像の利活用は多方面にわたっている。特に、環境、農業分野では取得画像中の植生か非植生かの識別は重要な解析出発点となる。植生活性度を最も顕著に示す特徴は、可視光の範囲外にある近赤外領域の反射特性に出現するが、様々な点で高コストとなる。可視光画像のみで近似的に植生領域の識別を行うために、特徴識別空間として均等色表現空間を選んで対応づけし、自然の植物葉、人工芝、緑色カラーパッチなどの特性を比較した。可視光画像中のさまざまな対象物体領域の中から自然植物葉の領域の識別が、ある程度可能であるかを検討した結果を報告する。

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