5H-03
フリックかな入力における個人の入力速度と入力精度の分析
○横山 諒,加藤恒夫,山本誠一(同志社大)
フリック式入力はスマートフォンにおける標準的な入力方式として普及しているが,入力速度と入力精度には大きな個人差がある.本研究では個人差の原因を明らかにするため,特に視線行動に着目し,アイトラッカーとフリックかなキーボードに埋め込んだタッチロガーを用いて収集した32名分のデータを分析した.その結果,入力速度は指を離してから次のキーを押すまでの時間が強く影響を与えることが分かった.また,キーボードを注視している割合が高い人ほど入力速度が遅くなり,入力精度は高くなる傾向が明らかになった.

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