5E-06
CTガイド下穿刺補助システムの提案
○後藤佑介(岡山大),増井浩二(京都府医大),福間健太,花田真輝,山下万乃楓(岡山大),酒井晃二(京都府医大)
現在医療分野において,CT装置で撮影した画像を見ながら体内に針を刺すCTガイド下穿刺技術が利用されるが,難度のある技術でありどこでも可能な技術には至っていない.課題として,人体へのより負担の少ない穿刺経路の導出,および医師が効率的に穿刺を行うための穿刺状況の可視化が挙げられる.本研究では,これらの課題を解決するため,CTガイド下穿刺を補助するシステムを提案し,実現方法を説明する.提案システムでは,穿刺時の条件に基づいて最適な穿刺経路を導出するアルゴリズムの構築,現在の穿刺位置を認識するセンサデバイスの開発,および穿刺中に穿刺針の位置および人体のCT画像を可視化する穿刺画面の表示機能をそれぞれ実現する.

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