5D-04
口遊みやすいフレーズの生成手法の検討
○山家優理子,篠宮聖彦,古田俊之,金崎克己(リコー)
古くから日本には早口言葉や俳句や川柳のような、口遊み(発音)を通じて言葉を嗜む文化が存在する。また言葉により購買行動を促進する活動にコピーライティングがある。現代人の購買行動には製品それ自体よりもそれにより得られる体験価値を重視する傾向があり、コピーライティングにおいては端的な製品説明に加え、体験価値を消費者の印象に残す手腕も求められている。そのような経緯から高まってきたフレーズの多様な表現の可能性を生かし、製品の印象をさらに強める手段として、我々は古くから親しまれてきた文化に倣い、口遊みに着目した。そこで本稿では口遊みやすさを考慮したフレーズ生成手法の検討内容について報告する。

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