4ZJ-04
舌への電気刺激・振動刺激による味の阻害・増幅効果の検討
○門田大輝,小池崇文(法大)
本研究では,電気刺激と振動刺激を用いて味の増幅を目的とする手法を提案する.
電気味覚は,電気泳動説が有力とされている.電気刺激によりイオン化した味物質が味覚の受容器から遠ざかり味の阻害が発生する.刺激停止後にイオンの電気的引力と濃度の拡散により味が増幅するというものである.先行研究では,振動刺激によって味の阻害が起こる結果が示された.本研究では,電気味覚の仕組みに基づき電気刺激による味の阻害と振動刺激による味の阻害を組み合わせることで,電気刺激のみの場合より味を増幅することを目的とする.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会