4ZJ-03
Augmented Realityを用いたタンパク質・薬候補化合物の三次元構造可視化による創薬支援システムの開発
○小山敦史,安尾信明,関嶋政和(東工大)
医薬品の開発費が年々増加する中,様々な病気に対して有効な医薬品を効率よく開発するためには,薬剤標的となるタンパク質と薬候補化合物の立体構造について理解を深めることが重要である.現在広く使われているPymol やJmol といった分子構造表示システムは,本来3 次元であるタンパク質や化合物を2 次元平面に射影し,可視化している.本研究では,創薬において重要なタンパク質と薬候補化合物の立体構造を3 次元のまま可視化するため、Augmented Realityを実現するヘッドマウントディスプレイを用いて,URLから任意に表示するモデルを切り替える事が可能な分子構造可視化システムの構築を行った.

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