4ZH-02
魚の位置姿勢変化モデルを用いた魚群映像中の個体追跡
○竹内よしき,本郷昴貴(近畿大),寺山 慧(理研/京大),波部 斉(近畿大)
魚群中の魚同士のコミュニケーションには解明されていないことが存在する.魚の動きの獲得はそのメカニズムの解明の第一歩となる.魚群の個々の魚の動きを目視によって観測することは作業時間が膨大となり現実的ではないため,以前から映像などを用いて自動的に動きを獲得する試みが行われている.しかし大規模魚群を構成する魚の動きを映像から獲得する際,魚同士の重なりの多発により追跡精度が低下し,追跡に失敗することが多い.本研究では,魚の遊泳時の姿勢変化を表現するモデルを導入し,パーティクルフィルタを用いて魚同士の重なりに頑健な追跡を行う手法を提案する.

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