4ZG-05
被災状況確認の迅速さと正確さの両立を目指す市民参加型情報公開システムの提案
○河内山秀,塚田晃司(和歌山大)
わが国では、首都直下型地震や南海トラフ地震をはじめ、今後30年間以内に大規模な地震が発生する確率は非常に高いと予想されている。そこでこの研究は、市民参加型の行政の防災システムを導入することで、地震などの災害の二次被害を小さくすることを目的としている。具体的には、地震や台風などの災害時に、通行不能箇所や火事や建物が倒壊しそうな箇所を市民がアプリ内のマップ上に簡単に公開できるようにすることで、これを市民の安全や、緊急車両の往復路決定などに役立てるというものである。また現在も課題とされている情報の信憑性については、他の利用者も公開されている情報に賛同できる機能をつけ、それを視覚化することで確保する。

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