4ZE-03
VRとLeap Motionによる上肢位置感覚の定量的評価
○黒田航平,菅野正嗣,高畑進一,内藤泰男,中岡和代(阪府大)
深部感覚に障害がある場合の症状の一つとして、手の動作における上肢位置感覚の欠如が挙げられる。しかし、その位置感覚が健常者と比べどの程度差があるかについて評価することは難しく、母指探し試験や、机上における水平方向の測定などが提案されているが、立体空間上の正確な位置を取得し、評価できる測定は少ない。本研究はVRと手指のモーションキャプチャであるLeap Motionを用いて、空間内に提示する刺激位置に定位した上肢・手指の位置を、どれほど正確に再現できるかを定量的に測定し、深部感覚障害の早期発見や運動機能改善に寄与できる可能性を示した。

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