4ZE-02
視線追跡を用いた眼球運動及び視空間認知機能測定用VRの開発
○小倉昂大,菅野正嗣,高畑進一,内藤泰男,中岡和代(阪府大)
視空間認知障害とは視力が障害されていないにもかかわらず、顔や物品の認識や物品を見つける能力の障害、簡単な道具の操作や着衣の能力の障害があることである。視空間認知障害に対する評価について、これまで様々な方法が検討されてきたが、正確に評価できないという問題がある。そこで本研究では、視線追跡機能付きVRヘッドセットであるFOVEを用いて視空間認知障害の評価をするためのアプリケーションを開発した。首を動かしても同じ画面を見せることができるVRを用いて測定し、さらに視線追跡を用いて実際に見ている部分を追従することができるため、これまでの評価方法より定量的な評価ができる可能性を示した。

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