4ZD-04
点群に基づく直線描画の特徴と失敗傾向の関係の検討
○井上大成,吉田典正,石橋基範(日大)
ヒューマンエラー防止に向けて,アンケートによる主観評価ではなく,課題による成績を用いた客観評価を使うことで,自覚度合いの低い人の特性を調べたい.そのため本研究では,点群に基づき引いた直線から人の特性を調べるためのモデル作成に向けて,大学生15名を対象にiPad上でアプリを開発して実験を行った.その結果を用い,引いた線と点群の関係から算出できる様々な類似度と人の特性である失敗傾向との関連性について比較・検討を行った.点群から求められる最小二乗法の線と引いた線の “2直線の類似度”が,物忘れや不注意による失敗である“アクションスリップ”の度合いとの関連性が強いという結果が得られた.

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