4ZC-06
大都市における人口移動の可視化
○胡 京輝,王  旭,加納 徹,竹島由里子(東京工科大)
 日本国内の経済は大都市に集中しているため、人口が地方から大都市圏へ移動する傾向にある。これに伴い、地方での労働人口の不足や、商業の衰退が問題となっている。そこで本研究では、地方-都市間の人口移動や、労働人口の現状を直感的に把握するための、可視化システムを開発する。まずは、日本国内における年度ごとの人口移動のデータを収集する。そして、ユーザが指定した区間における人口の転出・転入量を、アニメーションを用いて地図上に可視化する。本システムにより、人口推移の把握が容易になり、人口移動の原因解明、ひいては地方産業の活性化への貢献が期待される。

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