4ZC-02
北極域における海洋状況と魚介類生息域の可視化
○西川茉優,加納 徹,竹島由里子(東京工科大)
近年、世界問題として重視されている地球温暖化は、北極圏の海域に大きな影響を及ぼしている。実際、海面温度が上昇し、海氷が溶け、生物の生息域が変化するなど、生態系への影響が出始めている。また、北極域における海面温度や海氷濃度、魚介類の漁獲量などのデータは記録されているが、これらの関係性を直感的に理解できるよう可視化した例はほとんど存在しない。そこで本研究では、北極域のデータを用いて、海洋状況と魚介類漁獲量の可視化を同時に行う。この可視化により、海洋状況の変化が魚介類の生息域に与える影響を直感的に理解することが可能となり、環境問題の改善へとつながることが期待される。

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