4ZB-03
学習者の脚部動作の計測による精神疲労の推定手法の提案
○相川大吾,浅井康貴,江木啓訓(電通大)
学習者にとって,疲労の蓄積は学習の妨げとなりうる.本研究では,着座状態における学習者の疲労のうち,特に精神疲労の推定を,脚部動作を指標として行うことが可能であるかを検討した.脚部動作を計測するために脚部動作計測デバイス(ThinkingLeg)を開発した.ThinkingLegは多数のフォトリフラクタと距離センサからなる板状のデバイスである.
 被験者に長時間の暗算課題を課し,その間の脚部動作を計測した.この時,一定時間ごとに主観的な精神疲労感を問うVisual Analogue Scaleを用いたアンケートに回答させた.主観的な疲労感のデータと計測された脚部動作を比較,分析し,精神疲労の推定が可能であるかを検討した.

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