情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

我々は、一般ユーザが食品ロスや買い忘れなどのない効率的な食品の購入と消費を支援する食品管理システムの実現を目指している。食品管理を行うには食品を登録することが必要となるが、従来の方法である画像認識やバーコード認識などを用いた食品の登録は、識別できる食品に制限があるため補助的な手入力を行う手間がある。特に、食品ロスを低減するには、賞味期限の登録が重要である。そこで、音声対話を用いて、補助的な手入力を行う手間の軽減や識別できる食品の制限をなくし、食品名と賞味期限を登録するシステムを提案する。簡易なアンケートの結果、提案システムの有効性が示された。