4U-08
力学系学習木を用いた火災・非火災検出手法に関する研究
○内海熙大(岩手大),岡安克也,江幡弘道,野田裕介(ホーチキ),伊藤孝徳,金 天海(岩手大)
建物の火災被害低減には,感知器による火災・非火災検出の精度が重要である.本研究では,従来の火災検出アルゴリズムより検出時間を短縮すること,および非火災報要因(湯気やタバコの煙など)に対する耐力向上を目的とし,力学系学習木を用いた火災・非火災検出アルゴリズムを提案する.火災検出性能を検証するため,試験火災のセンサデータに対して火災・非火災判断を行い,従来手法と比較した.提案アルゴリズムにおいて,絶対温度と相対温度の組を特徴量とすることで予測精度が改善し,素早い火災・非火災検出ができることが分かった.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会