4T-01
楽曲の音響信号からの高揚度変化の推定
○福谷和貴,酒向慎司(名工大)
本研究では、メドレー曲の自動作成に有用と考えられる曲中の高揚度変化を推定することを目的とする。人が感じるメドレー曲の曲のつなぎ目における違和感の主要な要因は、展開の不一致にあると考えられる。このような問題を解消するために、人が曲をきいた時に感じる高揚度の変化を推定し、将来的にはメドレー曲の自動作成手法を検討している。ここでは、曲中の高揚度の変化を"上昇"・"下降"・"維持"の3種類とし、RWC音楽データベースの楽曲に対してラベル付けを行った。さらにそれらを推定するための特徴量として音量RMS、調波音・打楽器音のオンセット数、スペクトル重心などを検討し、複数の機械学習アルゴリズムを用いて実験を行った。

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