4N-04
Customer Journey Mapを用いた顧客行動の可視化プロセスの導入によるユースケース駆動要求獲得手法の拡張
○峯 晴香,高橋宏季,位野木万里(工学院大)
多様化するユーザの要求を獲得するためにはユーザ中心設計が重要である.ユーザ中心設計手法の1つとしてCustomer Journey Mapが注目されている.Customer Journey Mapは,ユーザの行動や気持ちを時系列に可視化する.ところで,従来型の要求獲得手法としてはユースケース法がある.ユースケース法はアクターとシステムとの一連の相互作用を可視化するが,ユーザ行動や気持ちの変化は考慮されていない.著者らは,Customer Journey Mapを用いた顧客行動の可視化プロセスをユースケース駆動の要求獲得手法に導入することを提案する.本手法を具体事例に適用する評価実験を行い,本手法が多様化するユーザの要求獲得に有効かどうかを考察する.

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