4L-05
Early-Exit機構を有したニューラルネットワーク推論器の部分ハードウェア化
○八木颯太,松谷宏紀(慶大)
 深層学習は既存の機械学習技術より多くの特徴を抽出・学習できることから、画像認識を始めとした多くの領域で活用されているが、近年需要の高まる携帯端末への活用においては、計算時間及び消費電力の削減が重要な課題となっている。
 この課題の解決策の一つとして、推論ネットワークに分岐構造を導入することにより精度を担保しつつ計算コストを削減するEarly-Exitが提案されており、本論文ではこれの一部分をハードウェアに実装し更なる計算時間・消費電力の削減に取り組んだ。具体的には、ネットワーク内の分岐のうち層数が少なく計算コストの小さいものをハードウェア化し、残をソフトウェアで実装し評価を行った。

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