2ZJ-09
主観的な効用を考慮したアクティブラーニングの知識共有促進手法の一検討
○堀内遼太,矢島邦昭,川崎浩司,髙橋晶子(仙台高専)
教育現場において能動的な学習能力を育成するアクティブラーニング(AL)の導入が拡大しているが,指導に関するノウハウが十分に蓄積されていないため,ALを実施する教育者の負担が増大するという問題点がある.これに対し我々は,教育者間でノウハウを共有することによる解決を目的とし,情報提供者に効用を付与することで情報提供を促進する手法の検討を行っているが,付与する効用と情報提供者が感じる主観的な効用は一致しないため,情報提供を効果的に促すような効用の付与は困難である.そこで本稿では,情報提供者による自己評価に基づき,付与する効用に対する主観的な効用を考慮する知識共有促進手法の設計について述べる.

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