2ZJ-08
ARを用いたギター演奏学習支援システムの設計
○三浦 駿(仙台高専),菅沼拓夫(東北大),安藤敏彦(仙台高専)
近年のAR技術の発展を背景に,ARを技術習得に活用する試みが広がっている.例えば,習字におけるHMDを使用した筆使いの習得支援や,ピアノにおけるプロジェクタ投影を使用した運指の習得支援など,その方法やアプローチは多種多様である.本研究では楽器の演奏支援,特にギター演奏に焦点を当てる.ピアノ等のように操作する対象物や指・手が演奏者から見えやすい楽器は前述のような支援方法が有効であるのに対し,ギターのように指・手の位置が見にくい楽器に対しては,支援方法に工夫が必要である.そこで本研究では,演奏者の指・手の様子を手鏡のメタファーでAR表示することにより,演奏者から指・手が見えやすく,かつ演奏動作の自由度が高い,鏡型インタフェースによる演奏学習支援手法を提案する.

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